東京ゲートブリッジと夕陽を撮る。

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夕陽と重なる東京ゲートブリッジ

2023年2月23日16:59 東京都江東区若洲海浜公園にて撮影。

海上公園「若洲海浜公園」へ。

東京ゲートブリッジが東京港臨海道路へ続く
東京ゲートブリッジが東京港臨海道路へ続く

「東京ゲートブリッジ」へ行くことを決めたのは、撮影の前日でした。日没関連のサイトで調べると、翌日「若洲海浜公園」の「人工磯」から撮れば、夕陽が橋と重り、ベストアングルになるらしい事が判明したからです。

念のため「若洲海浜公園」を関連サイトで調べてみます。24時間営業で、入場は無料とあります。気軽に入れそうです。ところで「 江東区立若洲公園」と合わせて「海上公園」と呼んでいるんですね。

「新木場駅」からバスで「若洲キャンプ場前」へ。

交通手段を調べます。まずは鉄道の最寄り駅を。JR「新木場駅」でした。ところが、Google マップで調べると、公園までは意外と遠い…。「新木場駅」から「人工磯」までの距離を測定すると、4.6kmありました。歩けない距離ではないのですが、まともに歩くと1時間はかかります。できれば、その時間と体力を節約したいと考えました。幸いにも「若洲キャンプ場前行き」の都バスがあることがわかったので、これに乗ることにしました。

若洲キャンプ場前南側の海岸
若洲キャンプ場前南側の海岸

当日は15:40前に新木場駅に到着し、幸いにもタイミング良くバスに乗れました。あとでわかったことですが、朝夕はともかく、この時間帯は1時間に2本ほどしかなかったので、非常に幸運でした。逃すと20~30分待ちになってしまうところでした。バスはものの十数分で終点「若洲キャンプ場前」に到着しました。ちょうど4kmでした。実は帰る時に、このルートを歩いてみたのですが、きっちり4倍以上の60分かかりました。バスって、乗車している時はそんなに速い乗り物だとは感じないのですが…。でも、当然ながら「歩き」よりははるかに早いです。

「若洲キャンプ場前」の謎の屋根。

東京港臨海道路のゴルフボール防止屋根
東京港臨海道路のゴルフボール防止屋根

降車したバス停の「若洲キャンプ場前」の上空を巨大な道路が通っていました。「東京港臨海道路」です。これがそのまま延長してゲートブリッジへと繋がっているのです。ちょっと不思議に思ったのは、さらにその上に格子状の屋根があったのですが、骨組みだけなのです。どう見ても、雨よけ用ではなさそうです。よーく見ると、細かいネットが張られていました。実はこれは、隣接する若洲ゴルフ場からのゴルフボールが落ちてくるのを防止するためのものだそうです。屋根の設置場所は、どのあたりにボールが飛んでくるかをシミュレーションし、門型のシェルター形状にして覆っています。定期的にネットの交換とかも必要だと思うのですが、道路幅は50mもあるとのことなので、ちょっと大変そうですね。

恐竜橋「東京ゲートブリッジ」

バス停から、残り600mほどを歩いて、人工磯に出ました。すぐ「東京ゲートブリッジ」が見えてきました。この橋は、江東区と大田区を結ぶ全長2.6kmの橋です。海上区間の長さは1.6kmあり、「トラス構造」と呼ばれる、三角形状の骨組みを側面に採用しています。この構造は、瀬戸大橋やレインボーブリッジでも見かけました。橋の構造では、最もスタンダードなのだと思います。

私にはこの橋のデザインは、チラノサウルスが向き合ったみたいな形みたいに見えました。やはり別名は「恐竜橋」とも呼ばれているそうです。

海面から桁下の高さは55mあたりを保てるように作られています。これは東京湾の航路を大型船舶が通過できるようにするためだそうです。調べてみると、例のコロナ感染で話題になった「ダイヤモンド・プリンセス号」が54mですから、これらの船なら、ギリギリなんとか通れるのでしょうか…。

※私は「ゲートブリッジ」というネーミングから、てっきり開閉できる橋かとイメージしてたのですが、開閉はできないそうです。

けれども、世界にはまだまだとんでもない超弩級(ちょうどきゅう)サイズの客船があります。「クイーン・メリー2」(イギリス船籍)だと62mもあり、世界最大クラスだと70m級もあるそうです。こういった客船は、青海埠頭(あおみふとう)側の「東京国際クルーズターミナル」へ向かうのでしょう。

撮影ポジションに選択に失敗。

さて、日が沈む前に、撮影ポジションを決める必要がありました。橋と夕陽が重なる構図ですから、橋の南東側、やはり人工磯側になりそうです。より南東側へ進み、港湾局の信号所の塔を抜けます。このあたりが、小高いゆるやかな丘になっていました。ここで撮ることにします。今回は2台のうち1台を三脚に固定し、「タイムラプス」撮影にチャレンジしてみることにしました。タイムラプスは、撮影を始めれば、自動的に指定した時間まで、設定した間隔でシャッターを切ってくれます。その間にもう一台の方では、手持ちの望遠で撮ることにしました。

ところが、いざ撮り始めると、大きな判断ミスに気付きました。人が前を意外に往来するのです。すぐ前ではなく、十数m前あたりですが、シャッターのタイミングを見ていると、どう見ても、けっこう写っていそうです。また、ズームの画が広すぎた様です。これでは設定した時間内のコマ数では、沈みきったところまで撮れないかもしれません。いったんタイムラプス撮影は中止することにします。

撮影はムリしない。事故、大怪我のもと。

東京ゲートブリッジ手前の人工磯
東京ゲートブリッジ手前の人工磯

やっとこの段階で「三脚の設置は、人工磯の海岸沿いの岩場にするべきだった!」ということに気付きました。これなら前は海だけですから、人はけっして通りません。慌てて人工磯の方へに近寄ってみたのですが、岩場のスキマが意外に大きく、ちょっとなかなか登れそうにないことがわかりました。しかもけっこう岩が大きくてゴツイ…。転んだら大怪我必至です。機材を抱えているからなおさらです。

あたりをあらためて見渡します。「まず、一番南東の角まで迂回し、そこからたどって歩いていけばいけるかも…。」と、見当がついたのですが、ただし岩場の途中に何人もの人が立っていました…。これを足場の不安定な岩場で、今の私がダッシュですり抜けられるとは思えませんでした。

若い時なら強行突破したかもしれませんが、もうこの歳になると、これまで同じような失敗で懲りて学習しています。冷静に判断して「今からこの“障害物競走”に勝つのはムリだな。」と、素直に降参しました。今回は、そのまま丘の方へ戻り、手持ちで橋と夕陽を撮ることにしました。

「徒歩での入場・撮影」はまた後日。

さて「東京ゲートブリッジ」は、エレベータで歩道に入り徒歩で歩くこともできますが、入場は冬季は17時、夏季は20時までとのことです。今回これは間に合いませんでした。また、現在は管理の都合上、渡りきることはできず、途中で折り返して戻る必要があるそうです。

ちょっとここはいろいろとリベンジが出てしまいましたが、まだ撮れるものも多そうです。次回は万全に対策を練って向かおうと思います。